稲城の里山と史蹟を守る会の紹介
★首都圏最大の里山・南山の自然と史蹟を守ります。
緑豊な多摩丘陵の里山の自然と歴史を守ります。
入会のおすすめ 会費 年1000円 (1口) 会員には、毎月「ニュース」、
会のイベントのご案内をお届けします。 里山募金・振込み:00150-585103
(稲城の里山と史蹟を守る会)連絡先(代表) 市村護郎 稲城市矢野口3750-3-603
電話(044-378-6403) Eール NQF06446@nifty.com.jp
(南山の里山保全を巡る、市民運動の歴史)
私たちが会を立ち上げる前に、長年に渉って、南山の自然を開発から守る運動が、多くの市民
が参加して続けられてきました。しかし、方針を巡る意見の違いから、運動から多くの市民が離れました。
また、開発のネックになっていた「希少種オオタカとトウキョウサンショウウオの保護」について、
一部の市民代表と準備組合の協議で、「オオタカとトウキョウサンショウウオに、隣の谷戸に
移動してもらう。」という、常識では考えられないプランをつくり、都もそれを認知しました。
このような状況の下で、都知事の南山区画整理組合の認可手続きがすすみ、開発事業が
促進されました。 早急に市民運動の再建が求められていました。
(稲城の里山と史蹟を守る会の誕生と活動)
2005年5月に、南山丘陵ハイキングに参加した人たちを中心に、会は発足しました。 私たち
の会は、「南山の里山・緑を守ることを中心に、多摩丘陵の緑と史蹟を守る活動」に取り組くむことを目的にしています。
また、「南山の里山保全は、環境保全と同時に、地権者の財産保護」でもあると考えています。
”開発イコール利益”の時代はとっくに終わり、たとへ、南山を開発したとしても、
宅地は売れず、事業の莫大な借金が地権者に被さってくることは目に見えています。全国でも、
たくさん実例が生まれています。 そのことを、市民にはもちろん、南山地権者250人全員に、
繰り返し「手紙」やチラシで訴えてきました。 また、「南山保全見直し案」「緑市民公募債」などの建設的な提案もしました。
会を結成してから、わずか5年ですが、この間、私たちの想像をはるかに超える大きな世論が
盛り上がりました。まず「南山の里山のすばらしさを多くの人に知ってもらおう」と、会主催だけでも
30回を超す「ハイキング、歩く会」、種々な角度で問題提起をする「シンポジュウム」「展示会」
を行ってきました。5年間で、会のイベントに、延べ4000人を超える市民が参加しています。
( 想像をこえる世論の盛り上がり )
★ 「TBS」、「テレビ朝日」で特集番組放映、三つの週刊誌、多くの新聞が、南山問題を取り上げました。限られた地域の問題をこれだけ多くのマスコミが取り上げたことは珍しいことではないでしょうか。 また、スタジオジブリ・アニメ映画『平成狸騒動ぽんぽこ』『ホタルの墓』の高畑勲監督、トトロの森財団・元理事長の広井敏男先生も、全面的に応援していただいています。
★多彩な、団体と創意ある取り組みが次々と生まれています。
「南山問題市民連絡会」
市議会内で、開発見直しを求める 超党派の議員を中心に、幅広い市民の
集まりが結成され、稲城市長、市議会への
「計画の見直しを求める署名」を、2回
取り組みそれぞれ2万数千人を超えました。
「南山関連地権者の会」: : 組合員1割に近い地権者が集まり、都知事に「仮換地指定不服申し立て」を提出し、訴えを全戸に配布しました。
「南ちゃんの会」
里山を自分達の手でよみがえらせようと、主婦が中心になって、が誕生、毎月、下草刈り、休耕田をビオトープづくりに汗を流して、活動をしています。
「稲城元気塾」:地元農家をリーダーに、「採れたて野菜・鍋パーテイー」「キノコ狩り」「南山冒険ハイキング&カブトムシを探そう!」など、毎月、多彩ないイベントに取り組んでいます。
「稲城の里山と史跡を守る会」のとりくみ《05年5月~09年8月》